グレープフルーツ精油

【植物名】グレープフルーツ
【和名】グレープフルーツ
【科名】ミカン科
【種類】高木
【主な産地】ブラジル、イスラエル、アメリカ
【抽出部位】果皮
【精油製造方法】圧搾法
【主な成分】リモネン(モノテルペン炭化水素類)、ヌートカトン(特徴成分・ケトン類)、オクタナール(アルデヒド類)シトラール(アルコール類)、ゲラニオール(アルコール類)

【香りノート】トップノート
【香りの系統】柑橘系
【香りの強弱】中
【ON OFF バランススイッチ】ON
【相性の良い精油】柑橘系全般、ゼラニウム、サンダルウッド、ペパーミント、イランイラン、カモミール。

◆一言~二言で語ると◆

《主な作用》免疫強化、消化促進、利尿、うっ滞除去、抗うつ、皮下脂肪除去
《注意事項》光毒性があるので使用後は直射日光を避ける。皮膚刺激があるので使用量に注意。
《使用方法》芳香浴、沐浴法(使用量注意)、トリートメント法(使用量注意)

《こういう方におすすめ》
ダイエットのサポートに。最近、代謝が落ちてきた方に。足などのむくみが気になる方に。ふさぎがちな気分に。

《肌への働き》
肌の引締めに。代謝アップ。

《介護ケア》
《グレープフルーツのイメージワード》
元気な、活発な、運動、ダイエット、甘さのなかに苦みがある。

《グレープフルーツのイメージカラー》
黄色

《この精油が好きな方はこんなタイプ?》
《グレープフルーツにまつわるエピソード》

クラリセージ精油

【植物名】クラリセージ
【和名】オニサルビア
【科名】シソ科
【種類】2年草
【主な産地】ウクライナ、ロシア、アメリカ
【抽出部位】花と葉
【精油製造方法】水蒸気蒸留法
【主な成分】酢酸リナリル(エステル)、リナロール(モノテルペンアルコール)、スクラレオール(特徴成分・ジテルペンアルコール)

【香りノート】ミドルノート
【香りの系統】ハーブ系
【香りの強弱】強
【ON OFF バランススイッチ】OFF
【相性の良い精油】ハーブ系全般、ゼラニウム、サンダルウッド、ベルガモット、ラベンダー、シダーウッド。

◆一言~二言で語ると◆
ハーブ調で少しナッツのような個性的な香りの精油です。高い鎮静作用があり心身をゆったりと落ち着かせてくれます。女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする「スクラレオール」という成分を多く含み、女性の婦人科系トラブルに優しく働きかけます。

《主な作用》鎮静、鎮痛、通経、子宮強壮、催淫、女性ホルモン様作用
《注意事項》深いリラックス作用があるので、車の運転前・会議前は使用を差し控える。妊婦は使用を控える。高濃度使用注意。
《使用方法》芳香浴、沐浴法、トリートメント法

《こういう方におすすめ》婦人科系トラブルを抱えている方に。イライラ感が非常に強い方に

《肌への働き》婦人科系トラブルによる肌の不調を整える。肌色を明るくする。

《介護ケア》
個性的な香りなので使用したことはまだありませんが、相性が合う方とはとても良い香りだと思います。個人的にヒステリー感が強い女性や、若い時代はオシャレや美容を頑張っていたけど、今は、、、という方に試してみたい気がします。

《クラリセージのイメージ》
女性の香り。謎めいた色気のある女性。深みのある紅茶。

《クラリセージのイメージカラー》
ピンク、緑、白の3色

《クラリセージのイメージワード》
強い主張。女性の全てが包み込まれているもの。

《この精油が好きな方はこんなタイプ?》
クラリセージ精油を好む方は非常に少なく感じます。この個性的な香りをどう扱ったらいいかと悩むという意見もあり。そういった背景もあるのでしょうか、この精油を好まれる方は個性的でこだわりを持った女性のイメージが強いです。または、月経前になるとイライラ感が非常に強くなる方に好まれやすい香りです。

《クラリセージにまつわるエピソード》
前職のバイヤー時代、アロマに特化したメーカーの営業さんから聞いた話でクラリセージに注目するようになりました。その話とは月経が遅れている卸売先の担当者に、クラリセージとゼラニウムの組み合わせを嗅いでもらったところ翌朝に月経がきたとか。私自身も遅れやすかったり、月経前にイライラ感が強かったり何かとその周期はトラブルを抱えやすいのですがこの組み合わせを月経前から使うと、心身的に落ち着きやすかったり、また遅れがちなリズムが整いやすいように感じます。

《語らせてちょーだい》
クラリセージ1滴に対してゼラニウム2滴の組み合わせがおすすめです。入浴法が特に使いやすい。また、月経の終わりかけの時には使用しない方がいいです。月経がだらだらと長引きやすい。ベストな使い方は、月経前から月経1~2日目ぐらいまで。

ローマンカモミール

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【植物名】ローマンカモミール
【和名】ローマカミツレ
【科名】キク科
【種類】多年草
【主な産地】イギリス、フランス、ハンガリー、イタリア
【抽出部位】花
【精油製造方法】水蒸気蒸留法
【主な成分】アンゲリカ酸エステル類(特徴成分・セスキテルペン類)、カマズレン

【香りノート】ミドル~ベースノート
【香りの系統】フローラル系
【香りの強弱】中
【ON OFF バランススイッチ】バランス
【相性の良い精油】フローラル系全般、メリッサ、シダーウッド、ベルガモット。

◆一言~二言で語ると◆
青リンゴのような甘い香りがする女性と子供のための精油です。鎮静効果や消炎作用を持つエステル類を主成分とし子供の成長期に移り変わる様々な感情をコントロールします。女性のマンスリーリズムを整え和らげるサポート的な役割も。

《主な作用》抗炎症、抗アレルギー、鎮静、鎮痛、自律神経調整
《注意事項》キク科アレルギー注意。
《使用方法》芳香浴、沐浴法、トリートメント法

《こういう方におすすめ》感情を上手く言葉に出せない自分にイライラしてしまう方。ネガティブな感情から身体に様々な症状が出てしまう方。月経トラブルに。

《肌への働き》乾燥肌に。肌荒れを和らげる。

《介護ケア》
子供さんの感情コントロールにかかせない精油です。介護ケアにおいてまだ私は使用したことがないですが感情バランスのコントロール、自律神経調整作用を期待して芳香浴・トリートメント法・湿布法に使えそうかなと思いました。年齢を重ねると、伝えたい思いが上手に相手へ伝わらないことがあります。イライラ感から怒鳴ったり、かんしゃくを起こしたり。。。そういう時に、そっとこの香りを漂わせて交流を図りたいと思わせる精油です。

《ローマンカモミールのイメージ》
青リンゴの香りがするお花

《ローマンカモミールのイメージカラー》
白と黄色

《ローマンカモミールのイメージワード》
やさしい。かわいい。柔らかな。天使の羽。親子。カウンセリング。情緒をコントロールさせる。

《この精油が好きな方はこんなタイプ?》
純粋さを持っている方が多いような気がします。または、最近なんだか過去の懐かしい思い出を浮かべるようになった方にこの香りはしっくりくるようです。この時、ローマンカモミールの香りを漂わせながらアルバムを見返すのも良いのではないでしょうか。

《ローマンカモミールにまつわるエピソード》
◆ローマンカモミールの精油は、ほふく性のローマンカモミールというハーブから採取されます。我が家の庭にハーブを植えているのですが風の吹く方向から青リンゴの香りが漂うなあと思う時は、飼い犬がこっそりとハーブを食べています(笑)食した後の口周りを嗅ぐと、これまた青リンゴの香りが。臭うワンコのお口がちょっとだけ良い香りがする瞬間でもあります。

《語らせてちょーだい》
■以前、かわいい精油(の香り)はどういったものがありますか?とお客様に聞かれて一番最初に思い浮かべたのがローマンカモミール精油です。香りは形容詞で表現しにくいのですが(キレイ、かっこいい、かわいい等)精油の香りを語る上で、あらゆる表現力を身につけなければならないと思ったきっかけになりました。

ジャーマン・カモミール精油

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【植物名】ジャーマンカモミール
【和名】ジャーマンカミツレ
【科名】キク科
【種類】一年草
【主な産地】ドイツ、エジプト、ハンガリー、イギリス
【抽出部位】花
【精油製造方法】水蒸気蒸留法
【主な成分】カマズレン(特徴成分・セスキテルペン類)、ビザボロール誘導体(セスキテルペンアルコール)、ビザボレン誘導体(セスキテルペン類)

【香りノート】ミドル~ベースノート
【香りの系統】フローラル系
【香りの強弱】中
【ON OFF バランススイッチ】off
【相性の良い精油】フローラル系全般、マジョラムスイート、レモン、ベルガモット、パチュリ。

◆一言~二言で語ると◆
ハーブティーとして有名なハーブから採取される精油です。
蒸留すると濃いブルー色になるカマズレンが特徴で、抗炎症作用、抗アレルギー作用で心身を落ち着け内外部からのあらゆる刺激から守ってくれます。

《主な作用》抗炎症、抗ウイルス、抗アレルギー、鎮静、鎮痛、消化促進、血圧降下、うっ血・うっ滞除去、女性ホルモン様。
《注意事項》妊娠初期は使用を控える。キク科アレルギー注意。
《使用方法》芳香浴、沐浴法、トリートメント法

《こういう方におすすめ》皮膚トラブルでお悩みの方。心身を落ち着かせたい方。

《肌への働き》抗炎症作用。肌荒れを和らげる。

《介護ケア》
介護ケアにおいてまだ私は使用したことがないですが、抗炎症・抗アレルギー作用があることでトリートメント法で期待がもてそうだと思いました。またあまり知られていないのですが、血圧降下・うっ血・うっ滞除去作用があるので心身をリラックスさせながら身体に滞っている血・水の流れを促すことも期待できそうです。

《ジャーマン・カモミールのイメージ》
青いお医者さん。

《ジャーマン・カモミールのイメージカラー》
濃いブルー色。

《ジャーマン・カモミールのイメージワード》
地味。縁の下の力持ち。ピーターラビット。

《この精油が好きな方はこんなタイプ?》
ハーブティーとしては有名なジャーマン・カモミールですが、精油そのものの香りが好き!と言われる方はあまり聞いたことがありません。青リんごのような優しく甘い香りをもつローマン・カモミールを好まれる方が多いかなという印象です。ジャーマン・カモミール精油はパチュリの香りによく似ています。墨汁っぽい感じの香り。パチュリを好まれる方は言動が常に落ち着いて芯がしっかりとした性格の人が多いので、応用で考えるとジャーマン・カモミール精油を好まれる方も基本は似たようなタイプで少しだけ無邪気さが加わっているかもしれません。

《ジャーマン・カモミールにまつわるエピソード》
◆一時期、化粧品メーカーからカモミールのハーブを主としたスキンケア製品シリーズ(洗顔~化粧水~乳液に至るまでブランド化されていた)がよく登場していました。今はブーム的に少し落ち着きましたが、それでもカモミールを扱ったスキンケア製品をあちこちで見かけます。それぐらいスキンケアと結びつきが深い精油だと思います。

《語らせてちょーだい》
■ハーブティーとして有名なジャーマンカモミールというハーブは、胃の不快感を和らげたりと胃に深い結びつきがあります。

■肌荒れ=ジャーマン・カモミールが一番!と思われる方が多いのですが、全ての肌荒れに合うとは限らないです。今までの経験上、乾燥がすすみすぎた方(手先、足先がひび割れするぐらい)はかえって合わないパターンも。ひどく乾燥して、肌が黒ずんでいたりやや紫みを帯びている方はキャリアオイル(個人的にカレンデュラがおすすめ)のみでケアし、状態が落ち着いてきたらジャーマンカモミール精油を少量ブレンドし塗布する段階方式がいいかなあと感じます。