ミルラ(マー/没薬)精油

【植物名】モツヤクノキ、モツヤクジュ
【和名】ミルラノキ
【科名】カンラン科
【種類】低木
【主な産地】ソマリア、エチオピア
【抽出部位】樹脂
【精油製造方法】水蒸気蒸留法
【主な成分】クミンアルデヒド(アルデヒド類)、リモネン(モノテルペン類)、α-ピネン(モノテルペン類)、オイゲノール(フェノール類)

【香りノート】ベースノート
【香りの系統】樹脂系
【香りの強弱】強
【ON OFF バランススイッチ】ON
【相性の良い精油】樹脂系全般、パチュリ、クローブ、サンダルウッド。

◆一言~二言で語ると◆
別名、歯医者の香りと私は呼んでいます。ツーンとする薬品のような独特の香り。防腐効果が高く古代エジプトではミイラ作りに用いられミイラの語源となりました。心を明るく元気にしたり、呼吸器系トラブルにも。

《主な作用》強壮、去痰、駆風、殺菌、収れん、健胃、抗炎症、通経、消臭、発汗、粘液過多治癒、癒傷
《注意事項》妊婦は使用を避ける。
《使用方法》芳香浴、沐浴法、トリートメント法

《こういう方におすすめ》
気力の衰え、無気力状態の方に。

《肌への働き》
抗酸化作用により肌の老化を防ぐ。湿りがちな部位を乾燥させる。

《介護ケア》
床ずれ防止対策としておむつ替え時の清拭に使用したい精油です。長時間同じ体勢だと少なからず床と触れている箇所の皮膚が蒸れたりします。この精油の特徴は湿った部位を適度に乾燥させ、さらにその部位をいたわることです。殺菌・消臭作用で蒸れから発生する菌の繁殖や匂いを軽減させたりもします。

《ミルラのイメージワード》
神聖な、乾燥、ミイラ

《ミルラのイメージカラー》
黄色

《この精油が好きな方はこんなタイプ?》
過去に、お一人この香りが好きな方がいらっしゃいました。接客業をされていて私もお店に足を運ばせて頂いたのですが非常にお客様から大人気の方でした。とにかく気遣いが抜群で、いつも笑顔です。反面、毎日のように不特定多数の方と平等に接し明るさや優しさをいつも分け与えているのでお家に戻られた時、ふと気力が消耗しやすいのではと気になりました。この精油の香りは無気力や気力の衰えをエネルギーチャージさせてくれる作用があります。

《ミルラにまつわるエピソード》
粘性が高く、固まりやすい精油です。気付いた時には精油の蓋(キャップ部)がガチガチに固まっており開かないということも多々。時々、蓋の開閉をして固まりつくのを防いで下さいね。特に冬場は忘れずに。

メリッサ精油

【植物名】レモンバーム、メリッサ
【和名】セイヨウヤマハッカ
【科名】シソ科
【種類】多年草
【主な産地】フランス、アメリカ
【抽出部位】葉
【精油製造方法】水蒸気蒸留法
【主な成分】リナロール(モノテルペンアルコール)、ゲラニオール(モノテルペンアルコール)、シトラール(アルデヒド類)、シトロネラール(アルデヒド類)

【香りノート】ミドルノート
【香りの系統】柑橘系
【香りの強弱】中
【ON OFF バランススイッチ】OFF
【相性の良い精油】柑橘系全般、ネロリ、ローズマリー、ジャスミン、ゼラニウム、イランイラン。

◆一言~二言で語ると◆
レモン様の香りがするハーブから採取される精油です。消化不良からくる吐き気をしずめ、感情のバランスを整えます。月経リズムを整え、アレルギーを緩和する手助けにも。

《主な作用》強壮、駆風、殺菌、血圧降下、健胃、抗アレルギー、抗うつ、消化促進、発汗、解熱、鎮静
《注意事項》敏感肌の方は使用量に注意
《使用方法》芳香浴、沐浴法、トリートメント法

《こういう方におすすめ》
アレルギーが出やすい方(特に胃の不調から肌に出やすい場合)、消化不良によるお腹の重苦しさに。

《肌への働き》
しっしん、かゆみをしずめる

《介護ケア》
消化不良によるお腹の重苦しさがある方には芳香浴を。また、アトピーなどアレルギーが出やすい方のトリートメント法に(この時、キャリアオイルに対し精油は1滴のみにとどめる。)

《メリッサのイメージワード》
みつばち、元気な、フレッシュ、レモン様の

《メリッサのイメージカラー》
黄色

《この精油が好きな方はこんなタイプ?》
ハチミツレモン様の香りです。レモングラス精油に少しハチミツを加えたような香りと例えたら良いでしょうか。爽やかさの中にほんの少し甘さを感じさせます。この精油が好きな方にはまだお会いしていませんが、家族や職場あるいは学校などのグループ形成の中で、絶妙な立ち位置にいる方というイメージがします。表立って目立つこともなく、静かでもなく。でもこの人がいないといつもの空気と違う、、と周囲が感じるような言わば影の実力者。皆の意見調整役といったところでしょうか。実際メリッサ精油は他の精油とブレンドすることによって、香りがぐーんと引き立つのです。

《メリッサにまつわるエピソード》
メリッサは、ギリシャ語でミツバチを意味します。ミツバチが好む蜜を持っていることからこの名前がついたようです。この精油はレモンバームと呼ばれる多年草のハーブから採取されます。レモンバームは私も育てたことがあるのですが、ものすごーく繁茂やすいです。収穫量が多いのですが採油量になると極端に少なくなり、その為高額の精油になります。