5/29 東お多福山草原 樹木調査会

過去の画像整理がてら、5/29(日)に実施された「東お多福山草原 第1回 樹木調査会」について記事をアップしたいと思います。

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この記事をまとめているのが9月。だいぶん前の出来事になりますが、お付き合い下さい。

私は、昨年「東お多福山生物多様性ガイド養成講座」を受講したことがきっかけで東お多福山関連の活動に携わっています。

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当日は7名で参加し、2班編制で「筆記」「樹木へのナンバリング」「樹高」「胸高直径」「枝張りの計測」と役割分担して作業。メンバーは、私と同じくガイド養成講座修了生。環境省からもお一人、参加されました。

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[画像:草原に点在する樹木]

なぜ、こういった調査が必要かというと、かつて東お多福山は草原が一面に広がる場所でした。現在では遷移の進行とともに様々な樹木が進入し森林へと移り変わろうとしています。

草原景観を保全し、かつ眺望も確保するためにはこれらの侵入した樹木を伐採する必要があるからです。

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[画像:かつては草原であった場所が樹木で覆いつくされている]

しかし、樹木の侵入するエリアは瀬戸内海国立公園の特別保護地区に指定されており、樹木の伐採には環境省の許可が必要で伐採の可否を判断するにはどれくらいの樹木が生育し、どれくらい伐採しなければならないのかといったデータが必須だということです。

そこで今年度から樹木調査を実施し必要なデータをそろえようではないか!ということで、私もお手伝いとして参加しました。

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まずは、樹木一本一本の生息位置を確認し、その都度記録。

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ナンバリングして管理

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樹高を計測。

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注※ヤリ突きをしているのではありません(笑)

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胸高周囲を計測。

画像はありませんが、この後 枝張を計測。ちなみに私は枝張係を担当。約6時間ほどで、150以上の樹木を計測しました。伐採時期はいつになるかわかりませんが、今よりも見晴らしがよくなりそうですね。

東お多福山草原 早春の全面刈り

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先月、東お多福山草原の早春全面刈りに参加しました。東お多福山は芦屋駅からずーっと北へ上がったところにある山です。かつてはススキ草原だったのですが、ここ20年もの間にススキがネザサに置き変わってきました。


【画像 背丈150cm程のネザサ】

ネザサに置き変わることで、地面に日が当らなくなり植物の生態系にも影響を及ぼすそうです。

私、「草原はずっと草原のまま」だと思っていたのですが、違うようです。草原もきちんと手入れをしないと山化していくようです。現在、東お多福山では生物多様性豊かな草原の復元管理計画が立てられており、その為に「植生調査」と「ネザサ刈り」が行われています。

要は「もう一度、すすき草原を取り戻しましょう!!」という活動です。
私は、今年度からその活動を出来る範囲でお手伝いしています。

皆で手分けをしてネザサを刈っているところ。刈った場所と、そうでない場所が一目瞭然な程 ネザサが多い茂っているのが分かります。

刈り取ったネザサを

かき集め

シートの上にのせ

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所定の場所へ捨てに行きます。この作業を繰り返すこと約4時間

見晴らしの良い景色に変わりました♪ 総勢70名で行ったネザサ刈りです。

ただ、ひたすら寡黙な作業かと思いきや一緒に参加されている方とおしゃべりをして楽しかったです。山の活動に携わっている方って、植物の知識がとても豊富なんですよ。こちら刈り取り作業中に、ひょこっと顔を出した「シハイスミレ」

葉の表面は緑ですが

裏返すと紫です。一緒に参加された方に教えていただきました。だから「紫背スミレ」と言うらしい。可愛らしいお花でした。

こちら「イタドリ」という植物の枯れ木。「中が空洞になっているので、軽く息を吹きつけると笛になるんだよ~♪」と。お手製の笛を作っていただきました。

こういった方々と楽しみながらネザサ刈りをする事が醍醐味な活動でした。
しかし翌朝の、疲労感はけっこうなものがありました(笑)