ひょうご環境担い手サミット レポ3

32班、各代表が壇上へ。まとめた用紙を貼り付けています。

赤いスカートを履いている女性は、神戸大学特命助教授の清野先生です。今回、お一人で300人のグループディスカッションを取り仕切られました。左手にしているのはベル。「本当に聞いて欲しい時は、これを鳴らして合図します」とおっしゃられ、チリン♪と鳴らせば、ほんとうに誰一人しゃべりませんでした。大人数でのイベント時、この技はいただきかもしれません。

神戸・阪神地域在住の班。キノコは、第一部で発表した高校生が描いたものでしょうか?

こちらも神戸・阪神地域在住の班。左下”変な人がたくさん活躍”関西人ならではの発想か。たしかに兵庫県にはいい意味で変な人多いかな~(笑)

播磨。こう見ると、森、川、海を一体化した環境と考えている方が多いのが分かるかと思います。実際このサミットの参加者も、森、川、海、防災、リサイクル分野と多岐にわたっているんですね。

丹波。回転続ける丹波ゴマがいいですね。

印象に残った未来図。山ー川ー海の問題を同じように考える。それらは全体を通して「暮らし」とむすびつく。

参加者のみなさんと。画像は「ひょうご環境担い手サミット」フェイスブックページよりお借りしました。

前回、今回と参加して良かったなと思うところ。それは自分のフィールドが広がることです。私は、アロマの仕事柄、植物にはすごく興味があります。結果「山」や「森」の環境に目が行きやすいです。

でも、このサミットで川、海、リサイクル、防災と様々な分野に携わっている方に出会えました。やっぱり意識も変わるんですね。今まで、山や森の環境しか目に入っていなかったものが川、海も同様に考えなくちゃいけない。それらは防災やリサイクルの問題にもつながっていくと。

このサミットで同じ意識が芽生えた人。ほんとうに多くなったんじゃないかなあ。

ひょうご環境担い手サミット レポ2

今回のサミットのキーワードは「学生×社会人で描く!2050年 環境未来予想図」です。
下は小学生、上は70代の方まで300人近く集まりました。前回とちがうなあ~と思ったところは、学生さんが4割を占めていたこと。特に高校生が多かった~。

第一部は、カニが大好きな小学生・キノコに夢中な高校生・海の水質浄化に取組む高校生の事例発表が。どれも、研究されているクオリティーの高さにおどろきです。

一例を挙げると、カニが大好きな小学生(ご兄弟でペアを組まれています)は、相生湾で128日間にわたってカニの生息調査を。発見した53種のうち22種は絶滅危惧種だったとか。さらに2種は新発見。この研究は日本甲殻類学会で発表されたそう。今後の目標は、目指せ!100種類。夢は「カニ大百科」を作ること。彼らの作った大百科を見てみたいですね。

そして、キノコに夢中な高校生。お話を聞いて勉強になったのは、キノコの菌って大きく分けると2種類。分解者としての役割によリ【腐生菌:シイタケ】と【菌根菌:マツタケ】に分かれるらしいです。

ただ研究を突き詰めるだけでなく、他の部とコラボをしてキノコ汁、あるいはキノコの形をした茶菓子を作ったり、キノコのイベント等に出展しているそうです。こういうのって大事ですよね。間口を広げるというか。

そして、キラリと輝く活動をしている40団体による活動紹介があり。

第二部では、300人によるグループディスカッション。制服を着た高校生のお嬢さんが、森林活動の大ベテラン!ご年配の男性と意見交換をしている光景も、このサミットならでは。

人数が多いので、32班に分かれてディスカッション!
とにかく付箋を多用し、意見を出し合います。

小学生から高校生~大学生~社会人~環境活動の大ベテランさんまで。

お題目は「2050年 あなたの地域の環境未来予想図を描こう」

「枝光さんも、グループディスカッションに入る?」と県の方が誘ってくださったのですが、アナウンス時間にサッ!と潔く戻れる自信がなく断念。替わりに会場内を見学させていただきました。各32班による、グループディスカッション風景がよく見れて良かったです。

それにしても、2050年・・・私は70代かあ。。。何か人のためになっていたらいいなあ。と思いつつ、時間が終了~。最後に、グループ代表者が話し合った内容を紙にまとめ、舞台上へ。

レポ3ヘ続きます

ひょうご環境担い手サミット レポ1

昨年末の12/27(水)兵庫県で開催された「ひょうご環境担い手サミット」に参加しました。私は前回に引き続き、司会進行役を務めさせていただきました。兵庫県環境政策課の皆さま、今回もお声かけ下さりありがとうございます。

会場はデザインクリエイティブセンター神戸。通称名KIITO。旧神戸市立生糸検査所の跡地です。

お洒落な建物ですね。ここは、かつて(1927年)輸出生糸の検査をしていました。

その名残か、使用されていた機械があちこちに置かれています。

学校のような廊下。今、兵庫県ではこういった跡地をどう活用するのか?が課題になってきている気がします。

実際、県内では廃校をギャラリー&カフェに(ノマド村)。また地域産商品の加工場として利用(朝来市の生野紅茶)。大幅にリノベーションをし観光スポット(北野工房のまち、野島スコーラ)になっています。

兵庫県は児童数の減少もあり、廃校が多いんですね。県内のモデルが、数年後には他県へと広がっていくんじゃないかなあ~。

と、話しが逸れましたが、こちらはサミット前日のリハーサル風景。前回は250人の参加。今回は300人近くと聞いて驚きました。

レポ2へ続きます。

竹の新たな資源活用 その2

更新が空いてしまいましたが
伐採した竹の活用方法を。

活用例として、私が個人的に知っている範囲では「竹炭」「竹酢」
あとは「竹エキス」もしくは「バンブーエキス」と呼ばれるもの。スキンケア化粧品に保湿成分として配合されています。竹は、水分含有率が高く他の木材に比べると着火しにくい性質があります。その為、乾燥しにくい。

この3つしか思いつかなかったのですが、セミナーでは、下記④通りの活用方法が紹介されていました。

(1)チップ化(2~3cm角に切断)し、竹林の周りや作業道などにマルチング材として厚く敷く。→雑草防止作用と竹の繁殖抑制に。

(2)チップ化し、バイオマス燃料にする。→温泉施設やハウス栽培のボイラーとして利用。

(3)パウダー化し、土壌改良剤として土に混ぜ込む。→野菜など、根のハリがよくなる。

(4)木材繊維をナノ化しバイオマス素材(セルロースナノファイバー)として利用。→自動車部品やフィルター、フィルムとして活用。

※(2)に関して、力を入れている企業・団体さんが増えてきているそうです。自然原料の燃料は今後、日本においても増加していく傾向がありそうです。

※(3)は、農場で実証したものを画像で見ると、竹パウダー配合の土、未配合の土では、根のハリ方に大きな違いが出ていました。竹はパウダー状にすることで発酵し、乳酸菌が出現するようです。

※(4)は、さらなる応用が期待されている分野みたいです。メリットは、植物繊維由来であり、廃棄に関する環境負荷が小さい。軽くて弾性率が高いのも特徴。温度変化に伴う伸縮はガラス並みによいとか。問題は、製造コストが高いこと。1kgにつき数千~1万近くかかるとか。経産省では、2020年に1kgにつき1000円台まで抑えれるような仕組みを考えているとか。

竹林の定期的なお手入れをし、荒れ放題にさせない。また伐採した天然資源がバイオマス燃料や素材に有効活用される。そういったシステム作りが、町や市、県、日本全体の問題として取り組める世の中になってほしいと思います。

竹の新たな資源活用 その1

昨年末から更新が滞っていた分、まとめたい内容が山ほどあります。。。
少しづつですが、記事にしていきたいと思います。

2月に「竹の新たな資源活用」についてのセミナーを受講してきました。

竹はとても生命力が高い植物です。我が家の庭にも植えてありますが、数年に一度伐採しないと住居の屋根まで到達するほど伸びます。そして、地下茎でも繁殖が。隣地の野原に、ある日突然竹がひょこっと顔を出した時にはゾッ!としました。

近年、里山の放置竹林が問題となっています。放置すると生物多様性や景観に影響を与え、野生動物被害の温床になります。

昔に比べ、山道に入ると茂りすぎ大雨の影響で滑落した竹の群集を度々見かけます。

昔は、竹林も定期的に伐採され、竹は食用(たけのこ)や生活に活用されていたようです。しかし、里山に人が入らなくなり安価な輸入竹材が増えた結果、竹林の伐採量が激減し放置面積が拡大してきました。そして、最大の難点は土地所有者の高齢化。ますます管理が行き届かなくなりました。

竹林を適正に管理するには、こまめにタケノコを採り定期的な伐採だそうです。

伐採された竹は、現代ではどのように活用されているのでしょうか?
次回の記事(その2)では、竹の資源活用例をご紹介したいと思います。