AEAJイメージフレグランスコンテスト東京② 日本アロマ環境協会賞 分析

タイトル「TOKYO ~day and night~」 製作者:山田 奈美子さん

● レシピ

トップノート:ライム/10滴、カルダモン/3滴
ミドルノート:ローズオットー(10%希釈)/1滴
ベースノート:シダーウッドバージニア/2滴、パチュリ/4滴

<受賞者:コメント>
乾いたアスファルトの上を 颯爽と行き交う人々 額の汗を拭う間などない。性別も国籍も越えて人々が 息づく町 東京。ビルの谷間を抜け 夜のオアシスへ グラスに揺れるまだ見ぬ夢を語らう一時。クールさの中に優しさ、愛を描き 東京で頑張る全ての人に送るジェンダーレスな香り。


※人によっては、単独で精油を見た場合「これはトップノートじゃない?」など、色々あるかと思いますが 全体的なバランスを見て、独断と偏見でノート分けしております。


<分析>見た瞬間、「えっ!?」と思いました。それぐらい使用している精油が少ない。たった5種のみ。実はこういったシンプルなブレンドが一番難しい!

「トップ2種、ミドル1種、ベース2種」とノート全体のバランスがとれております。トップは、柑橘系のライム&スパイス系のカルダモン。精油の原料となるライム果実やカルダモン種子はベトナムやタイ・インド系の料理などによく使用されております。この香りの組み合わせはアジアンチックといいますか、多国籍感が出やすいんですね。コメントの「性別や国籍も越えて」も、この部分が強調されているんじゃないかなあ。ライムはクール感も出しやすい。

特筆すべきものは、ミドルノートである「ローズオットー」。これを原液ではなく、10%希釈で使用されています。ローズは原液ですと、たった1滴でも非常に濃く華やかな香り。10%希釈ですと、ほんのりふわ~んと香る感じになります。他の精油とのバランスを考え、表立った華やかさではなく淡く香る程度にさせているのが分かります。この部分がコメントの「優しさ、愛」といった部分に当たるのではないでしょうか。

ベースノートの「シダーウッド」「パチュリ」は大地を感じさせる組み合わせ。乾いたアスファルト、そびえ立つビルなどのイメージにピッタリではないかと思います。

5種の精油というシンプルな組み合わせで、全体的にクール感のある仕上がりにローズオットーを微量に効かせたテクニックを感じるブレンドだと思います。受賞おめでとうございます!!

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